濡れないのはおかしい?考えられる原因3つ
パートナーとのセックスで膣が濡れないことはおかしいことではありません。膣が濡れない具体的な原因には次のようなものがあります。
セックスに対する抵抗感がある
濡れない原因の1つ目は、セックスに対する抵抗感があることです。セックスに対して抵抗感があると、性的興奮が起こりづらくなります。性的興奮が起こらないとオキシトシンが分泌されないため、濡れなくなってしまうのです。セックスに対する抵抗感は、幼少期の性教育や望まない妊娠をしてしまうのではないかという不安などから起こる可能性があります。
加齢やホルモンバランス
2つ目は、加齢やホルモンバランスによるものです。特に更年期に差し掛かると女性ホルモンのエストロゲンの分泌が低下します。そうすると膣内が乾燥したり、萎縮が起こりやすくなったりするので、濡れにくくなるのです。また、エストロゲンの分泌量が低下するのは生理前も同様なので、更年期だけが原因ではありません。
ストレスが溜まっている
3つ目は、ストレスが溜まっていることです。ストレスが溜まりすぎると頭のスイッチをリラックスモードに切り替えることが難しくなります。切り替えができないとセックスに集中できず、濡れにくくなってしまうことがあるのです。
また、ストレスによってホルモンバランスが崩れることもあり、これが濡れにくい原因になることもあります。
濡れないことで起こる2つの問題
濡れないとどんな問題が起こるの?
濡れないと精神的にも身体的にもいろんな問題が
起こるから紹介するね!
濡れないことでどういう問題が起こるのでしょうか。代表的なものは次の通りです。
性器が傷ついてしまう可能性がある
濡れないことで起こる問題の1つは、性器が傷ついてしまう可能性があることです。膣内が潤い始めると体液が分泌されるだけでなく、性器に伸縮性が出ます。この状態で挿入することで膣壁や膣周辺が傷つきにくくなるのです。
しかし、体液が分泌されず、性器周辺が硬いままで挿入してしまうと摩擦や引っ張られたことが原因で膣内や膣の入口が傷ついてしまいます。
性行痛を感じやすくなる
2つ目は、性行痛を感じやすくなることです。膣内が濡れていない状態で挿入すると摩擦で痛みが起こる可能性が高くなります。
性行痛を感じるようになるとセックスへの抵抗感が増し、より濡れにくい体質になってしまったり、思わぬ病気の原因になったりするのです。
また、痛いだけでなく、挿入時に違和感を感じる場合も性行痛の一歩手前なので、無理せずパートナーに伝えるようにしましょう。
濡れない悩みの3つの解消法
濡れない場合は次のような解消法を試してみましょう。
自分に合ったストレス発散方法を見つける
濡れない場合の解消法1つ目は、ストレス発散方法を見つけることです。ストレスをためず、休暇時間はリラックスできる精神状態を作ることで濡れやすい体になる可能性があります。
人によって、ストレス発散方法は異なりますが、軽い運動をしたり、友人との会話を楽しんだり、時には何もしない日を作ったりすると良いでしょう。
また、生活リズムを整えることもストレスをためない工夫の1つです。十分な睡眠やバランスのとれた食事を心がけましょう。
水分をたくさんとる
2つ目は、水分をたくさんとることです。膣を濡らす体液は水分でできています。そのため、水分が不足していると膣が濡れにくくなってしまうことがあるのです。目安としては、1日2リットル程度の水を飲むと良いでしょう。
ジェルなどの潤滑剤を使う
3つ目は、ジェルなどの潤滑剤を使うことです。潤滑剤を使うことで体質自体が改善するわけではありませんが、濡れにくいことによるストレスやセックスへの抵抗感を減らすことができます。
潤滑剤にはローションやセックス用の潤滑ゼリー、潤滑剤がついているコンドームなどがあるので、自分に合ったアイテムを見つけましょう。
濡れない時に使いたい3つのおすすめアイテム
リューブゼリーポーション/ジェクス株式会社
衛生的に使用できる1回使い切りタイプのデリケートゾーン用潤滑ゼリー。
うるおい不足による性交時の痛み・違和感に。
バージングオイル/株式会社サンルイ・インターナッショナル
出産前の会陰マッサージにも使用できる、膣まわりのマッサージオイル。
10種の植物オイルが、膣まわりの肌を柔らかくほぐし、潤いをサポートします。
セキララカード カップル/株式会社セキララカード
パートナーとお互いの関係性をセキララに話すことで対話の基盤が作られて、セックスレスや価値観のずれ、悩みを事前に防ぐことができます。
まとめ
濡れない悩みを抱えている人は意外と多いのかもしれません。濡れないことで起こる性行痛や違和感は我慢せず解消法を試しながら、パートナーとの時間を楽しみましょう!