生理前の眠気はなぜ起こる?異常な眠さの原因と3つの対策

生理前に異常に眠くなる原因はホルモンバランス

生理前になると、どれだけ睡眠をとっても眠くなってしまうという経験をしたことはありませんか?実は多くの女性がこのような経験をしています。

確かに寝ても寝ても眠い!って思うと生理前なことが多い気がする…。

実はそれ、ホルモンバランスが影響しているんだよ!

では、どのような仕組みで異常な眠気が襲ってくるのでしょうか?生理前の異常な眠気はPMS(月経前症候群)の症状です。PMSはプロゲステロンという女性ホルモンが増加することによって引き起こされると考えられています。このプロゲステロンは体温を上昇させる働きがあり、この働きによって、1日の体温のメリハリがなくなってしまうのです。そうすると睡眠のサイクルや質が下がってしまいます。そのため、しっかり寝たつもりでも実は睡眠が浅く、日中の眠気が強くなるのです。

生理前の異常な眠気対策3つ

生理前の異常な眠気対策をするには次のような方法があります。

  • 睡眠の質を高める工夫をする
  • 軽い運動をする
  • ぬるめのお風呂に時間をかけてつかる

睡眠の質を高める工夫をする

生理前の異常な眠気対策の1つ目は、睡眠の質を高める工夫をすることです。生理前はプロゲステロンによって、睡眠の質が通常より悪くなります。いつもは睡眠の質を意識していない人も良い睡眠をとる工夫をすることが大切です。具体的には次のような方法があります。

  • アルコールを過剰に摂取しすぎない
  • 寝る前にスマートフォンやパソコンの画面を見ない
  • 寝る2〜3時間前に食事を終わらせる
  • 室温を25〜26度程度に保つ

軽い運動をする

2つ目は、軽い運動をすることです。これは、眠気に襲われた時の対策として有効です。ストレッチやウォーキングといった軽い運動は血流を促進させる効果があります。そのため、眠気を覚ます効果があるのです。

また、日中に軽い運動をすると、体が程よく疲労を感じ、質の良い睡眠にも繋がります。

ぬるめのお風呂に時間をかけてつかる

3つ目は、ぬるめのお風呂に時間をかけてつかる。眠気は体温が下がるタイミングで起こります。ここから逆算して、寝る前の1〜2時間前に40度弱のお風呂に30分程度つかりましょう。この時間に入ることで、お風呂で温まった体が寝る直前で下がるため、眠りにつきやすくなるのです。

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まとめ

生理前の異常な眠気には抗えないものです。しかし、日常の工夫で少し緩和することができる可能性があります。今回紹介した方法で辛い生理前を少しでも快適に過ごしてくださいね。