更年期の不眠症状の原因は?
不眠は、更年期でみられる症状の1つ。これは、女性ホルモンの分泌が急激に低下するため、自律神経が乱れ脳に影響することが原因と言われています。また、更年期に伴う体の変化や、日常生活のストレスが不眠の原因です。
更年期の不眠症状3つ
更年期で寝れないって言ってもいろんなパターンがあるみたいよ
えっ、ただ寝れないだけが不眠じゃないの?
更年期の不眠症状で代表的なものは次の通りです。
- 入眠障害(寝付けない)
- 早朝覚醒(早朝に目が覚める)
- 熟睡障害(眠りが浅くなる)
入眠障害(寝付けない)
1つめは、入眠障害です。これはベッドに入ってもなかなか寝ることができず、寝付くまでに1時間以上経ってしまうような症状を指します。以前はベッドに入ったらすぐに寝れたのに、最近はベッドに入ってから寝るまでに時間がかかるようになったなどの経験に心当たりがある人は、この症状かもしれません。
早朝覚醒(早朝に目が覚める)
2つめは、早朝覚醒です。これは予定していた起床時間より約2時間以上も早く起きてしまい再び寝ることができない症状を指します。以前はアラームが鳴るまでぐっすり寝れていたのに、最近はアラームよりだいぶ早く起きてしまうという経験がある人は、この症状かもしれません。
熟睡障害(眠りが浅くなる)
3つめは、熟睡障害です。これは睡眠時間は十分でも、深く眠った感覚が得られず、起きた時になんだか疲れている症状を指します。
更年期の不眠対策2つ
更年期の不眠対策には次のようなものがおすすめです。
- 夕食は早い時間にする
- 朝起きたら、朝日を浴びる
夕食は早い時間にする
1つめは、夕食は早い時間にすることです。胃の中に消化前の食べ物が残っていると眠りの質が低くなると言われています。食べ物を消化するには約3時間ほどかかるとされているため、遅くとも寝る予定の3時間前には夕食を済ませましょう。
朝起きたら、朝日を浴びる
2つめは、朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びることです。日の光を浴びると、脳内でメラトニンという物質が分泌されます。この物質は、体内時計を調整してくれる働きをするため、夜になると自然と眠気がきやすくなるのです。
更年期の不眠対策におすすめのアイテム
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まとめ
日常生活に支障が出る前にまずは自分でできる不眠対策をとることがおすすめです。
ただし、それでも改善しない場合は、医師に相談しましょう。