グルテンフリーとは?
グルテンフリーとは、グルテンを一定以上含んでいない食品という意味で、グルテンを食べない食生活のことを指しています
グルテンって一体なんのことなの?
そうよね。グルテンについても説明するわ!
グルテンとは、小麦粉に含まれる「グルテニン」「グリアジン」という2つのタンパク質が水によってくっついてできた成分のことです。グルテンには食べ物に弾力と粘り気を与える性質があり、この性質を利用してもっちりしたパスタの麺やふわふわなパンを作ることができます。
グルテンが体にもたらす影響2つ
グルテンには体にもたらすいろいろな影響があり、代表的なものとしては、次のような影響があります。
食欲増進作用
グルテンが体にもたらす影響の1つめは、食欲を増進させる作用です。グルテンには中毒性があるため、食欲のコントロールがしにくくなると言われています。そのため小麦を使った食べ物をたくさん食べると、もっと食べたい!という欲求がうまれ、小麦粉中毒になってしまう危険性もあるのです。
消化器系への影響
グルテンが体にもたらす影響の2つめは、胃などの消化器系への負担がかかるというものです。グルテンには、胃などの酵素では分解されにくいプロリンというアミノ酸の一種が含まれているため、体内で消化されにくく消化器系への負担がかかってしまいます。
グルテンフリーで得られる3つの効果
グルテンフリーで得られる効果はいろいろですが、代表的なものとしては、次のような効果があります。
精神の安定
1つめの効果は精神安定です。グルテンに含まれている「グリアドフィン」という物質は、脳が麻薬を摂取した時と似た状態を引き起こします。これがイライラの原因になったり、集中力の低下につながるため、グルテンフリーによって精神面が安定しやすくなるといわれているのです。
2つめの効果は便秘の解消です。グルテンは分解しづらい成分のため、腸などの粘膜にへばりついてしまうことがあります。そうすると粘膜が炎症を起こし、消化器官の機能を邪魔し、結果として便秘などの症状につながるのです。グルテンフリーな食生活をすることで腸内環境が整えられ、便秘解消の効果が期待できます。
ダイエット
3つめの効果はダイエットです。グルテンの中毒性により、もっと小麦を食べたいという欲求にかられます。グルテンフリーの食生活をすることで、この欲求が起きずらくなり、食べ過ぎを防ぐことができるでしょう。
また、小麦が含まれた食べ物には食後の血糖値を急上昇させる働きがあります。そうすると血糖値を下げようとして、脂肪をためこむ働きがあるインスリンが分泌されてしまうのです。グルテンフリーは、血糖値の急上昇を予防するためダイエット効果があると言えるでしょう。
グルテンフリーを取り入れるポイント3つ
グルテンフリーを取り入れたい人は、次のポイントを意識してみましょう。
- まずは期間を決めて始める
- 麺やパンの代わりになる米粉パンや米粉麺を活用する
- 主食はお米にする
ルテングフリーを始める時におすすめのアイテム3選
ダイズラボ 大豆粉/株式会社マルコメ
揚げ物のつなぎに使ったり、お好み焼きに使ったり、小麦粉の代わりとして様々なシーンで使えます
・ゼンブヌードル丸面/株式会社ゼンブジャパン
ダイエットの敵であるパスタやラーメンもカロリーダウンで罪悪感無く召し上がれます。
・青汁スティックゼリーりんごプラス/大木製薬株式会社
ツバメの巣のエキス化に成功した【BI-SU】が作ったゼリー。毎日食べると肌のツヤアップが期待できます
実際にやってみた人の中には体のだるさがなくなったり、浮腫みにくくなったりした人もいるみたい!
体質改善してみたい人や、グルテンフリーに興味を抱いている人は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。実践する場合は、自分自身の体調に合わせて無理をせず、まずは少しずつ生活に取り入れてみてください。