生理中に体が冷えやすい理由は?正しい冷え対策で生理中も快適に過ごそう

生理中に冷えを感じやすい理由とは?

生理中に冷えを感じやすい理由は、生理になると子宮内膜が剥がれると同時に体温が下がるためです。また、生理が始まると基礎体温をあげる働きをするプロゲステロンというホルモンが減ってしまうため、体温が下がりやすくなります。こういった理由によって、生理中は特に冷えを感じやすくなるのです。

冷えは生理痛を悪化させるって本当?

体の冷えは生理痛を悪化させます。これは、体が冷えることで血行が悪くなり生理痛が悪化するのです。血行が悪くなると子宮内にある筋肉の収縮力が低下し、体の外に子宮内膜をスムーズに出すことができなくなります。そうすると、プロスタグランジンという物質の分泌量が増え、骨盤の中に滞るのです。このプロスタグランジンが滞ることで痛みが強くなると言われています。

男性より女性が冷えやすい2つの理由

男性よりも女性が冷えやすい理由はいろいろありますが、代表的な2つの理由は以下です。

  • 筋肉量が少ない上に脂肪が多い
  • 体を圧迫する服装をすることが多い

筋肉量が少ない上に脂肪が多い

男性より女性が冷えやすい理由の1つ目は、筋肉量が少ない上に脂肪量が多いためです。筋肉には、熱を作り出す役割があるため、男性に比べて筋肉量が少ない女性は、体の中で作られる熱が少なくなります。さらに、脂肪は冷えると温まりにくいという特徴を持っており、より体が冷えやすくなるのです。

体を圧迫する服装をすることが多い

男性より女性が冷えやすい理由の2つ目は、体を圧迫する服装をすることが多いためです。ブラジャーなどの下着やボディラインがでるタイトなパンツやスカートは血行を悪化させることがあり、体の冷えに繋がります。また、ヒールの高い靴もつま先が詰まっているため、冷えの原因になることもあるのです。

運動もしないし、冷えやすいのってどうしようもないの?

そんなことないよ!手軽にできる冷え対策を教えてあげる!

生理中の冷え対策の中でもおすすめの2つをご紹介します。

  • ぬるめのお湯で時間をかけて入浴する
  • 体を温める食べ物を摂取する

ぬるめのお湯で時間をかけて入浴する

1つ目はぬるめのお湯で時間をかけて入浴するというものです。入浴をすることで血行を促進し、代謝が高まります。入浴をする時は38〜40℃程度のぬるめのお湯に15〜20分つかりましょう。熱めのお湯に浸かってしまうと湯冷めしてしまう場合があるので、かえって体が冷えてしまう可能性があります。

体を温める食べ物を摂取する

2つ目は体を温める食べ物を摂取するというものです。おすすめの食べ物は、冬が旬の食べ物(れんこん、にんじん、ごぼうなど)や発酵食品(納豆、味噌など)、ビタミンEが豊富な食べ物(アボカドなど)です。

さらに、朝ご飯を食べる人は食べない人と比べると筋肉量が多い傾向があるため、朝ご飯を食べることも冷え対策に繋がります。

生理中の冷え対策におすすめのアイテム2つ

眠りやリーフバスソルト ハーモニーナイト/株式会社しむら

温浴効果の高いエプソムソルトとリラックス効果のあるCBDと精油の香り

・命の母カイロ じんわり温かいおなか用カイロ/小林製薬株式会社

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まとめ

生理中の冷えは女性にとって大きな悩みですが、日常生活でできる対策があります。上記のケアを参考にして生理中でも快適に過ごしましょう。