性癖やフェチの実態を徹底解剖!本音やパートナーとの性生活への影響をご紹介

性癖とフェチの違いは?それぞれの言葉の意味を解説

日常会話で同じような意味合いで使われることが多い性癖とフェチ。その違いを簡単に言うと、性癖は性的な興の要素や好みの傾向をさし、フェチは特定の物や身体的な部位に対する嗜好や執着を指します。それぞれの言葉の意味を辞書から引用してみます。

性癖

性癖とは人間の心理や行動の中で表面化する癖や偏り、または性格の事である。
性的嗜好を意味する言葉として使われる事が多いが、熟語としての本来の意味は性的嗜好ではなく、性的な事に関係なくその人個人が無意識にやってしまう行動や癖も性癖である。
(出典元)weblio辞書:https://www.weblio.jp/content/%E6%80%A7%E7%99%96
    2023/7/5引用
このように元々は性的嗜好の意味は持っておらず、会話の中で後付けされた意味だったんですね。

フェチ

一方、フェチという言葉は次のような意味を持っています。
「フェチ」とは、異性の身体的あるいは装飾的なパーツ(部分)や要素に対して特に性的魅力を感じる傾向・嗜好・趣味・性癖、といった意味で用いられる語である。
(出典元)weblio辞書:https://www.weblio.jp/content/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%81
  2023/7/5引用

性癖の実態調査!男女の本音をのぞき見してみる

ここからは月刊TENGAがとった「性癖に関するアンケート調査」の内容を基に性癖の実態をご紹介します。

Q:何らかの性癖を持っていますか?

▼男性
はい:72.8% いいえ:27.2%
▼女性
はい:62.6% いいえ:37.4%

このように男女合わせても全体の約6割以上の人が何らかの性癖を持っていると答える結果になりました。この中でも男女ともに半数以上の人が性癖が芽生えたタイミングを10〜20歳の間と言っており、若い段階で性癖は芽生えることがわかりました。ちなみに性癖が芽生えたきっかけは次のような意見がありました。

・「遠距離恋愛かつコロナで会えなかったから、おもちゃに目覚めた」(女性・20代後半)

・「戦隊モノでヒロインが拘束されているのを見て興奮し、それ以降他人を拘束する、拘束されているのを見るのが好きになった」(男性・20代前半)

フェチの実態調査!意外な部位にも魅力が潜んでいるかも?

次はフェチについてご紹介します。実は予想していない意外な部分に魅力を感じている人がいるかもしれません。

Q:どこにフェチを感じますか?

このような結果となりました。「口・唇」は全体の回答だと少ないように見えますが、年代別にみると20代では23%の人がフェチを感じており、他の年代と比べても高い比率でした。このように年代ごとにも特徴が出てくることもあるようです。

性癖を理解し、パートナーとより良い性生活を送るための方法

最後に自分の性癖とパートナーとの性生活での付き合い方についてアンケートをご紹介します。

Q:恋人や配偶者に性癖を伝えた結果、性的満足度は変わりましたか?

Q:恋人や配偶者に性癖を伝えられた結果、性的満足度は変わりましたか?

この結果の通り、性癖をどちらかが伝えたところ、性的満足度が向上している人が多くいることがわかります。自分ひとりで抱えてモヤモヤしている人やバレたらどうしようと不安に思っている人は、パートナーとの信頼関係をしっかり築いた状態で伝えるのもありなのかもしれません。

性癖とフェチアンケートの引用元について

この記事は以下の資料を参考にし、執筆しております。
(対象)「性癖」を「性的興奮度の高い性的な行為」と定義し、「SEX・マスターベーション経験のある」20〜69歳の男女計1,000人
(出典元)月刊TENGA第34号:https://www.tenga.co.jp/topics/category/g-tenga/
     2023/7/5引用

まとめ

自分の性癖やフェチについてパートナーに話すことでお互いをさらに理解し、新たな発見につながるかも?!