思春期の生理は相談しやすい雰囲気作りが大切
娘さんが頼れるのは、お母さんだけ!正しい知識を教えてあげましょう
私も最初はお母さんにしょっちゅう相談してたなあ
女性の思春期は9〜11歳頃から始まります。そして、多くの女性は14歳までに初経を迎え、大人になる準備を始めるのです。
娘さんが初経を迎えるに当たって、いつでも相談しやすい雰囲気作りをすることが大切になります。例えば日頃から自分の経験を共有したり、生理が来るタイミングで気にかけたりすると相談は恥ずかしいことではないという認識に繋がるでしょう。
思春期の生理についての代表的な悩み3つ
思春期の生理には次のような悩みがあります。
初経が来ない
思春期の生理で起こる悩みの1つ目は、初潮が来ないことです。日本人が初経を迎える平均年齢は12〜13歳で、欧米諸国の平均年齢と大差がありません。
しかし、このタイミングで初経が来なくても、心配する必要はありません。なぜなら、初経のタイミングは個人差があり12歳よりも早く来る子や15歳になってから来る子もいます。あまり平均年齢に固執せず、個人差があると理解しておきましょう。
しかし、15歳をすぎても初経が来なかった場合は、1度婦人科を受診することをおすすめします。
月経不順が起こる
2つ目は、月経不順が起こることです。初経が来てから数年間は生理周期が乱れやすくなります。このタイミングはほとんどの人の生理周期が乱れるため、定期的に生理が来る方は少ないでしょう。
しかし、定期的になり始めたあと月経が止まってしまった場合は注意しましょう。体重が減ったり、栄養が不足していたりすると月経が止まることがあるのです。3ヶ月以上止まった場合、病院を受診することをおすすめします。
月経痛やPMSによって勉強や運動に支障をきたしている
3つ目は、勉強や運動に支障をきたすことです。思春期の生理では生理痛が起こりやすいと言われています。これは、痛みを引き起こす原因である「プロスタグランジン」という物質が多いことや子宮が未発達であることが関係しているのです。また、思春期独特の精神的な不安定さやストレスも原因とされています。
母親から娘に伝える生理痛を和らげるためのセルフケア
では、母親から娘に伝えられる具体的なセルフケアのアドバイスをご紹介します。
痛みが起こったら早めに鎮痛剤を飲む
1つ目は、痛みが起こったら早めに鎮痛剤を飲むということです。大切なことは薬を飲むタイミングを正しく伝えること。1番効果的なタイミングは、痛くなりそうと感じた時です。痛みが本格化する前に飲むように伝えましょう。
鎮痛剤の説明書を一緒に確認したり、痛みを訴えたら薬を飲ませてあげたりすることで鎮痛剤を正しい飲み方で飲む習慣がつきます。
無理なダイエットはしない
2つ目は、無理なダイエットはしないことです。体が成長しきっていない10代のうちにダイエットすると、必要な栄養が不足してしまい、健康維持が難しくなる可能性があります。
また、初経のタイミングが15歳以上になってしまったり、1度来た生理が止まってしまったりする原因にもなるのです。
生活リズムを整える
3つ目は、生活リズムを整えることです。睡眠不足や体を冷やすことは生理痛を悪化させる原因になります。
生活習慣を見直すポイントとしては、例えば次のようなことを意識しましょう。
- 鉄分、タンパク質を中心とした食生活をする
- 定期的にストレス発散をする
- 十分な睡眠時間を確保する
- 下半身を冷やさない服装や工夫をする
- ラジオ体操や散歩など軽い運動を取り入れる
気になる時は婦人科の受診を検討する
次のような場合は、婦人科を受診することを検討しましょう。
- 15歳をすぎても初経が来ない
- 初経が来たあとに3ヶ月以上生理が来ない
- 鎮痛剤を飲んでも月経痛がひどい
- 夜用ナプキンをしても、漏れてしまうほどの経血が出ている
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まとめ
思春期で生理を迎えた娘が最も身近で相談できるのは母親です。
頼られた時に正しい知識やセルフケアの仕方を教えてあげられますか?今回は、思春期の生理に関する悩みやセルフケアについてお母さんが知っておくべきことをまとめてご紹介します。