妊娠中の運動の必要性とは?
妊娠中の適度な運動は、母子ともに健康な状態で出産を迎えるために必要だと言われています。妊娠中は女性の体に大きな変化が現れるのは言うまでもありません。例えば、赤ちゃんの成長とともにお腹が大きくなったり、食欲が増えることによって体重が増加したり。さらには妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などのリスクも増えます。これらを予防するためには、適切な運動が有効でしょう。
また、妊娠期間中の適度な運動はストレスの解消や体力作りにもなるので、出産後の早期回復にも役立ちます。
ただし、運動と一口にいっても妊娠していない人と同様の運動をすると体に負担が掛かったり、思わぬ危険が潜んでいたりするため、注意が必要です。
妊娠中におすすめの運動3選
それではどのような運動なら妊娠中でもできるの?と疑問に思われている方のために、妊娠期間中におすすめの運動を3つご紹介します。
今まで運動したことない人もできる運動ってあるの?
もちろん!妊娠中の運動は健康維持の側面が強いから簡単にできるよ!
妊娠中におすすめの運動①:ウォーキング
妊娠中におすすめの運動の1つめはウォーキングです。ウォーキングは必要な道具もなく、自分の体だけですぐにでも始められます。ウォーキングの時間として確保するやり方はもちろんですが、ちょっと離れたコンビニまでお買い物に行ってみることや目的地の一駅前で降りて歩くなどのやり方でももちろん問題ありません。
ただし、1日あたりのウォーキング時間は60分以内にしましょう。さらに、人混みや転倒の恐れがある場所では行わないように注意をすることも大切です。
歩く時はいつもより大股でかつ無理のない範囲で少し速めに歩いてみましょう。
妊娠中におすすめの運動②:踏み台昇降
妊娠中におすすめの運動の2つめは踏み台昇降。これは外にでるのが難しい妊婦さんに特におすすめの運動です。やり方は簡単で段差を登ったり降りたりするだけです。自宅に段差がない場合は、ネット通販などで踏み台を手に入れましょう。ただし、足を踏み外さないように必ず手すりなどを掴みながら慎重に行うことが大切です。ダイエットのための運動ではないので、1日あたり5〜10分程度行えば良いでしょう。
妊娠中におすすめの運動③:マタニティスイミング
妊娠中におすすめの運動の3つめはマタニティスイミングです。文字通り妊婦さんのための水泳なので、通常の水泳とは違った内容になっています。泳ぐだけではなく水中をゆっくり歩いたり、水中でエアロビクスをしたりと幅広いコースがあります。マタニティスイミングを開催しているスポーツジムなどで自分に合ったコースを探してみてくださいね。
妊娠中の運動の注意点5つ
妊娠中に積極的に運動をしたいと考えている人は、まずかかりつけの医師に相談をしてください。どのような内容の運動なら問題ないのか確認する必要があります。妊娠の段階でも注意点が変わってくるので、自分で判断せず、まずは相談すると言うことを心がけましょう。その上で、日常の運動で妊娠中に特に注意したい点は以下の通りとなります。
まとめ
出産に備えて少しずつ体力をつけていけるように妊娠中も運動を心がけ、気分転換や体調管理に努めよう!