ピルとは?効果や副作用について
ピルとはOCとも表記され、経口避妊薬のことです。
黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)の2種類の女性ホルモンが主成分の錠剤で、避妊の効果があります。
コンドームを正しく使用した場合の避妊成功率は97%程度とされているのに対して、ピルを正しく服用した場合の成功率は99.7%程度。
また、排卵を抑える効果があるため、避妊以外にも生理痛やPMSの緩和、子宮内膜症の治療にも使われることがあります。
具体的な効果は次の通りです。
ただし、ピルは医薬品であるため、人によっては吐き気や倦怠感、頭痛、不正出血等の副作用がでる可能性があります。
副作用があったらどうしたらいいの?
ピルを服用していて、気になることがあったらすぐ病院に行こう!
ピルを使えない人
生理痛の緩和など女性としては嬉しい効果があるピルですが、次のような人はピルを使えないので注意が必要です。
・喫煙者(35歳以上で15本/日以上吸う人)
・乳がん、子宮体がんの人または疑いがある人
・妊婦、産後6週未満、授乳中の人 他
※「United Nations: Contraceptive Use by Method 2019」のデータをグラフ化
ピルの使用率は国連が発行している「避妊法2019」のデータによると日本では2.9%と非常に低い結果となっています。
日本と世界で使用率の差がある理由の1つは、入手方法にあると言われています。
海外では薬局でピルを購入できるケースがあります。
金額も比較的安価であるため、風邪薬を買うような感覚でピルを入手できるんだとか。
反対に日本では産婦人科の受診が必要で、医師による問診と検査を受けてピルを手に入れられます。
ピルの入手方法
先ほどご紹介したように日本では病院を受診してはじめてピルを入手することができます。
しかし、最近ではコロナウイルスの影響でオンライン診療も普及し始め、病院に直接行かなくてもピルを入手できるようになってきました。
オンライン診療でピルを入手できるサービス2選
・スマルナ
累計100万人に使用されているピルのオンライン診察サービス。
一人ひとりの悩みや不安に合わせて医師がオンラインで診察をし、あなたに合ったピルを提案。
シンプルなボックスで、最短翌日ポストにお届けいたします。
・メデリピル
メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。
初月ピル代無料、診療代はずっと無料です。
まとめ
ピルはメリット、デメリットをしっかり理解して使うことで女性の身体には嬉しいことが多いんだね!生理痛の緩和にも使えるなら、お医者さんに相談してみようかな!