おりものの正常な状態とは?異常に気づいて病気発見に繋げよう!

正常なおりものとは?

おりものは健康な女性でも個人差があり、生理周期に合わせて色、ニオイ、量、状態は変化するものです。
多くの場合、異常がない時は、色は透明〜乳白色で、ニオイは酸っぱいヨーグルトやチーズのようなもの。量も個人差がありますが、基本的にいつでも多少あるのが正常でこれは膣の自浄作用が働いている証拠なんだとか。
状態は生理直後はサラッとしていて、排卵が近づくにつれトロッとしてくる人が多いようです。

いつもと違うおりもの?異常な状態ってどんなもの?

いつもと違うかも?と思ったら、病院を受診することをおすすめします。
特に以下のようなおりものになっていたら、早めに医師に相談しましょう。

・色が白くてポロポロした状態のもの

・濃い黄色または緑色になっている

・血液が混ざった状態のピンク、赤褐色になっている

・明らかにニオイがきつい

・灰色に近い色になっている

・水っぽい状態になっている

・外陰部にかゆみがともなっている

色が違う以外にもこんなにたくさんの症状があるのね。

そうよ!おりものは体からのサイン!ちゃんと観察しようね!

おりもののセルフチェック

先ほどご紹介したおりものの異常以外にも、実は異常だったということもあります。
おりものは定期的にセルフチェックをすることで病気の早期発見に繋がることも。下の図を参考にセルフチェックしてみてくださいね。

ただし、あくまで目安なので、少しでも気になることがあれば、病院に行きましょう。

おりものセルフケア

・おりものシート(パンティーライナー)を利用する
おりもののセルフケアに有効な方法の1つは、おりものシートを活用することです。
おりものが多い時、下着の汚れや臭いが気になります。
現実的には、こまめに下着交換が難しいので、パンティライナーが役立ちます。

香り付きや天然コットン100%の商品がありますので、自分に合うものを探してください。
ただ、長時間同じシートを使わず、定期的に交換しましょう。

・セックスのときはコンドームを付けて清潔な環境で行う
セックスをするときにコンドームをつけることは、おりものシートの活用と同様に有効な方法です。
コンドームを使用し、清潔な環境でセックスをすることは、膣内炎症を防ぐ上で重要になります。

さらに、コンドームの活用は性感染症や望まない妊娠を防ぐことにも効果があるので、おりもののセルフケア以外にも重要です。

 ・通気性のよい下着をつける
おしゃれな下着の中には、通気性が劣るものがあります。
通気性が悪いと下着の中が蒸れてしまい、かゆみやおりものの異常に繋がることも。
見た目と同様に通気性にも注目して下着を選ぶことが重要です。

・膣は適切な洗浄方法で洗う
膣内の洗いすぎや誤った方法での洗浄はおりものの異常の原因になることがあります。
そもそも膣内には自浄作用がありますが、誤った方法や洗いすぎはこの自浄作用を低下させてしまい、膣が菌に弱い状態になってしまうこともあるんだとか。

専用の石鹸を使ったり、洗う時は優しく洗うことを心がけましょう。

まとめ

おりものやデリケートゾーンの異常は婦人科系の病気の現れかも!早めにお医者さんにみてもらおうね。