梅毒が近年流行中!妊活をする前に知っておくべき基礎知識

梅毒とは

梅毒とは、梅毒トレポネーマという病原体が原因で起こる性感染症です。潜伏期間は1週間〜3ヶ月程度とされています。日本では、1967年に約11,000人が発見されたのをピークに減少傾向でした。しかし、2011年から増加傾向になり、2021年以降急激に増加しています。つまり近年、日本で梅毒は流行しており、注意が必要です。

潜伏期間が1週間〜3ヶ月程度ってことは感染してもすぐにはわからないってこと?

そうなの。感染したとしてもすぐには気付けないから
注意が必要ね

梅毒の感染経路は性的行為と母子感染の2つ

梅毒の感染経路は大きく分けて2つあります。

  • 性的行為
  • 母子感染

以下で詳しくご説明します。

性的行為

1つ目は粘膜や皮膚の接触による性的行為です。梅毒に感染している人と性的な行為をすることで感染します。陰茎、膣、肛門、口などの部位から感染します。性器を接触させる普通の性行為だけではなく、オーラルセックスなども感染の経路となる可能性があります。

この経路からの梅毒を予防するためには、性行為をする際はコンドームの利用を徹底すること、不特定多数の人との性行為を避けることが大切です。

母子感染

2つ目は母子感染。妊婦が梅毒に感染していた場合、胎盤を経由して胎児に感染することです。

もし、母体が気づかず妊娠し、治療をしていなかった場合、約40%は流産、死産となると言われています。

梅毒の具体的な症状

梅毒は経過とともに症状が変化していきます。それぞれの時期の症状は次の通りです。

先天梅毒に注意!母子感染による胎児への悪影響

先天梅毒とは、母子感染の経路で梅毒に感染し、生まれる前の段階で梅毒に感染してしまうことを言います。最近梅毒患者の数が急激に増えていることもあり、先天梅毒の数も増加傾向にあるようです。

「梅毒の感染経路は性的行為と母子感染の2つ」と紹介しましたが、梅毒に感染していることに気づかず妊娠すると、40%程度の確率で流産または死産になると言われています。

無事に生まれてきたとしても生後数ヶ月以内に発疹や水疱が現れ、2年以降に難聴や歯のエナメル質の形成不全などの症状が現れるのです。

先天梅毒の予防

先天梅毒を予防するためには、妊娠を考えた時点で検査、治療をすることです。妊娠中に検査をし、治療をしたとしても、赤ちゃんへの感染は完全に防げないと言われています。そのため、妊娠をする前に検査をし、治療をした上で妊娠する必要があるのです。

まとめ

近年急激に増加している梅毒。コンドームの利用や不特定多数との性行為を避けるなどして予防しましょう。

もし梅毒にかかった場合は、自然に治ることはありません。少しでも怪しいなと思ったら病院で検査することが大切です。