肩こりの原因
肩こりの原因はさまざまですが、大きな原因の1つは、肩の関節周りの血行不良と筋肉の緊張です。血行不良が起こると老廃物がうまく排出されず、たまってしまい、神経を刺激することになってしまいます。この刺激によって、肩の痛みやだるさにつながり、肩こりが起こるのです。
肩こりの原因はわかったけど、具体的にどういうことをすると影響があるの?
OK!具体的な行動について、紹介していくね!
ストレスを溜め込む
肩こりを起こす具体的な行動、1つ目はストレスを溜め込むことです。ストレスを溜め込みすぎると自律神経が乱れてしまいます。自律神経が乱れると筋肉が緊張したり、血行不良が起こったりするのです。
長時間同じ姿勢でいる
2つ目は長時間同じ姿勢でいることです。デスクワークやスマホの使用などで長時間同じ姿勢を続けると首や肩に負担がかかります。特に下を向いた状態でスマホを操作している時は、頭の重さでより負担がかかってしまい肩こりが起こりやすくなってしまうのです。
肩こり重症度セルフチェック
自分の肩こりがどの程度重症なのか、セルフチェックする方法をご紹介します。手順は次の通りです。
- 足を揃えて立ちます。
- 「前ならえ」のポーズをします。
- その状態で手を軽く握り、上にあげます。
- 肘を90度に曲げて、両肘をつけて胸の下で揃えます。
この時、顔は正面を向け、腕だけをゆっくりあげます。この状態で、腕がどこまで上がるかで、肩こりの重症度を判断するのです。
- 鼻より上まで上がる:肩こりはほとんどない状態
- 口の高さぐらいまで上がる:軽い肩こりがある状態
- 肩と顎の間ぐらいまで上がる:中程度の肩こりがある状態
- 胸より下のままでほとんど上げられない:重い肩こりがある状態
自宅でできる肩こりのセルフケア
肩こりが気になるけど、病院に行く暇もない。という人は、自宅でできるセルフケアを実践してみましょう。今回は自宅でできる肩こりを緩和するストレッチをご紹介します。手順は次の通りです。
- 両肘を曲げて、肩より上にあげる。この時、手は軽く握って鎖骨付近に置く。
- あげた両肘をゆっくり後ろに引き、肩甲骨を寄せる。肘はできるだけ下げず、上げたままにする。
- 肩甲骨を寄せた状態で、肘を下におろし、力を抜く。
- 1〜3を5回繰り返して行う。
まとめ
自分の肩こりの重症度をチェックして、ぜひ自宅でセルフケアをしてみてください。毎日のつらい肩こりが少し楽になるかもしれません!ただし、あまりにひどい時は我慢せず、早めに病院へ行くことが大切です。