眼瞼下垂とはまぶたが開かなくなる目の症状!予防法や治療法を解説!

眼瞼下垂(がんけんかすい)とは?

眼瞼下垂…?その難しそうな四字熟語は何?

眼瞼下垂は、目におこる症状の1つよ!詳しく説明していくね!

眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、上のまぶたが下がってきてしまい、視野が狭くなったり、瞳の大きさが変わってしまったりする状態のことです。症状が進行すると、おでこのシワが目立つようになったり、頭痛や肩こりがひどくなったりします。これはおでこに力を入れないと目を開けることが難しくなるため、顔まわりの筋肉が疲れてしまうためです。

眼瞼下垂の原因は様々で、代表的なものは次の通りになります。

  • 加齢に伴い、目の周りの筋肉が衰えたり、まぶたの皮膚がたるんでしまった。
  • 日常的にコンタクトレンズを着用している。
  • 花粉症やアトピー性皮膚炎によって目の周りを強く擦ってしまった など

眼瞼下垂を進行させないための予防法

眼瞼下垂は、生活習慣が原因で起こってしまいます。では、眼瞼下垂を進行させないためには、どのようなことをしたら良いかをご紹介しましょう。
まぶた周辺の筋肉を鍛えるトレーニングをする

まぶたの負担になることを控える

2つ目はまぶたの負担になることを極力避けることです。まぶたの負担となる代表的な行動には次のようなものがあります。

  • 濃いアイメイクをする
  • コンタクト(特にハードタイプ)を長時間装着し続ける
  • 刺激の強いクレンジングを使用する
  • アイプチを頻繁に使う
  • 目を強く擦る など

眼瞼下垂を進行させないための予防法、1つ目はまぶた周辺の筋肉を鍛えるトレーニングをすることです。おすすめのトレーニング方法生活習慣が次の通りになります。

  1. 目を軽く瞑った状態で3秒数える
  2. 瞑る力を少し強くして3秒数える
  3. 目をぎゅっと絞る感覚で5秒数える
  4. ゆっくり目を開ける

1〜4を1セットとして、3セット、1日のすきま時間に行いましょう。

眼瞼下垂の治療法

眼瞼下垂を根本から治したい場合、手術をする必要があります。その手術とは、皮膚のゆるみを除去したり、たるんだまぶた周辺の筋肉を引き締めたりするものです。

眼瞼下垂により、視野の上の方が見にくかったり、まぶたが開けにくかったりするなど機能的に支障が出ている場合は、保険が適用されることもあります。しかし、二重幅の形を指定したり、機能的に問題がないと判断された場合などの手術は自費診療になるので、眼瞼下垂だからといって必ず保険が適用されるわけではありません。

まずは、医療機関を受診し、自分の症状を確認してもらいましょう。

まとめ

眼瞼下垂にならないように予防するには、まぶたへの摩擦を最小限に抑えることが大切です。目を頻繁に触る、こする、アイメイクを雑に落とす、まぶたに摩擦を与えるようなマッサージなど、過度な刺激を与えることを控えましょう。繊細な瞼を大切に扱う習慣を心がけて、いつまでも綺麗な目元を目指しましょう!