ポスト更年期とはいつのこと?閉経後に現れる体の変化や対策を知ろう!

ポスト更年期とは、症状が落ち着いた時期

ポスト更年期とは、更年期がすぎ、症状が落ち着いてきた時期のことを指します。多くの人は、50代半ばから60代ぐらいの時期です。この時期は、更年期障害の症状が落ち着く一方で一気に老化が進む時期でもあります。また、ポスト更年期を迎えると今まで分泌されていた女性ホルモンの1つであるエストロゲンが減少するのです。このエストロゲンは、血管をしなやかに保ってくれる働きをしているので、動脈硬化を予防してくれたり、内臓脂肪をためにくくしてくれます。そのような効果があるエストロゲンが減少してしまうため、ポスト更年期前と比べて高血圧や動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高くなるので注意が必要です。

ポスト更年期に注意すべき体の変化

ポスト更年期では、いろいろな体の変化が起こるわよ!

更年期の辛い症状がおさまったと思ったら、まだ何かあるの…!?

ポスト更年期では、先ほどご紹介したようにエストロゲンが減少します。エストロゲンは、脳などの中枢神経機能、皮膚、骨組織、乳房、さらには脂質代謝にも影響しているのです。このエストロゲンが減少するということは、次のような体の変化に現れます。

  • 物忘れが激しくなる
  • 乳房がしぼむ
  • 皮膚が縮み、色素沈着が目立つ
  • 骨量が減少する
  • 排尿障害が起こる など

ポスト更年期にすべき対策

ポスト更年期では、エストロゲンの減少により、先ほどご紹介したような体の変化が訪れます。そのため、自分でできる対策を早めにしておくことが大切です。ここからはおすすめのポスト更年期対策を2つご紹介します。

軽い運動を習慣化する

1つ目は、軽い運動習慣をすることです。ポスト更年期では、疲れやすくなるため、日中に軽いウォーキングやヨガなどを習慣化させることで血行がよくなり、睡眠の質向上が期待できるのです。

また、血の流れを促進するので、動脈硬化の予防にも繋がります。目安としては、1日7,500歩以上のウォーキングが動脈硬化に有効とされていますが、無理のない範囲で体を動かす習慣を身につけていきましょう。

バランスのとれた食事で栄養を摂る

2つ目は、バランスのとれた食事で栄養を摂ることです。骨量が減少するポスト更年期では、食事からカルシウムやカルシウムの吸収を促進するビタミンD、Kそして大豆イソフラボンなどの栄養を積極的に摂りましょう。

また、日光浴をすることでビタミンDが生成されるので、意識的に太陽の光を浴びるようにすることもおすすめです。

ポスト更年期対策におすすめのアイテム

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まとめ

ポスト更年期では、体に大きな変化がやってきます。事前にどのような変化が訪れるのかを把握し、適切な対処をしていきましょう。