月経ディスクとは?次世代生理用品のメリット・デメリットを解説!

月経ディスクとは?

月経ディスクとは、浅いカップ状の形をしており、膣内に挿入して利用します。月経ディスクと同様に膣内に挿入して利用する月経カップがありますが、大きな違いは装着する位置です。月経ディスクは膣口の奥にある子宮頸部の下に、月経カップは膣口付近に装着します。また、形状も異なっており、月経ディスクは口の広いお椀型、月経カップはグラスのような形をしているのが特徴です。

逆に共通点としては、膣内に装着することで一定時間経血をためておくことができますが、定期的に取り替える必要があります。ナプキンと違い、膣内に装着するため、肌が弱いという人にもおすすめです。

月経ディスクのメリット2つ

月経ディスクのメリットには、次のようなものがあります。

  • 違和感が極めて少ない
  • ニオイが気にならない

違和感が極めて少ない

月経ディスクのメリット1つめは、違和感が極めて少ないことです。ナプキンやタンポンを使うと違和感を感じて気持ち悪い、落ち着かないという経験をしている人も多いはず。月経ディスクは、膣口の奥に装着するため、この装着しているという違和感を感じることが極めて少ないと言われています。さらに、経血が出る感覚も抑えられるため、出てしまったという嫌な感じもないのです。

立ち上がった瞬間とかにドロっとした感覚がないのは嬉しい!

あの瞬間は、何回経験しても慣れないものよね…。

ニオイが気にならない

月経ディスクのメリット2つめは、生理特有のニオイを気にしないですむことです。生理中は、トイレに行くたびにニオイが気になって不快な気分になるという人も多いのではないでしょうか。このニオイは経血が空気に触れることが原因で発生しています。月経ディスクは経血を膣内にとどめておくことができるため、この嫌なニオイがしにくくなるのです。

月経ディスクのデメリット2つ

月経ディスクのデメリットには、次のようなものがあります。

  • 外出先では交換しづらい
  • 装着、取り出すには慣れが必要になる

外出先では交換しづらい

月経ディスクのデメリット1つめは、外出先では交換がしづらいことです。月経ディスクは他の生理用品と比べて交換するのに、時間がかかる可能性があります。気を遣う相手と出かけた時など、待たせてしまうかもしれないと考えると交換するタイミングが難しいかもしれません。

また、取り出す時にたまっていた経血が溢れ出てしまうこともあるので、服を汚してしまうこともあるため、注意が必要です。

装着、取り出すには慣れが必要になる

月経ディスクのデメリット2つめは、装着したり、取り出したりするには慣れが必要になることです。月経ディスクの着脱には膣内に指を入れる必要があるため、慣れていない人は抵抗があるでしょう。また、膣口の奥に装着するため、位置や角度を調整するのも難しいので、慣れが必要になります。

おすすめの月経ディスク3選

・MOLARA/株式会社MONA company

最大12時間使用可能な、使い捨て生理用品『月経ディスク』です。素材も工場も全て国産。使い捨ての月経ディスクの国内製造販売は日本国内で初。

一般医療機器届出番号 23B3X10029000001

・INTIMINA  Ziggy Cup2インティミナ ジギーカップ2/有限会社アジュマ

2009年に性教育先進国のスウェーデンで生まれたフェムテックブランドの繰り返し使える月経ディスク。

一般医療機器届出番号 13B2X10519000001

・ウウシナ ディスク/ 株式会社ガポ

2021年に日本で初めて一般医療機器届出済み製品として販売されたのが「Uusina(ウウシナ)」の月経ディスク。

一般医療機器届出番号 13B1X10131000012

まとめ

生理期間の不快感を少しでも軽減してみたい人は試してみてね!

漏れやニオイが不安という人や違和感なく過ごしたい人には月経ディスクがおすすめ。説明書をよく読み、正しい使い方をしましょう。