そもそもホットフラッシュって何?
ホットフラッシュは更年期障害の1種で
多くの女性が悩んでいる症状だよ!
ホットフラッシュとは、更年期障害の症状の1つです。閉経前の女性の約6割が経験すると言われています。
なんの前触れもなく、熱感が数分間持続し、発汗、脈拍が増加する症状です。このほてりなどの症状は、顔から始まり、頭や胸のあたりまで広がることもあります。
人によっては日常生活に支障をきたすほどの重症になることもあるようで、あなどってはいけない症状と言えるでしょう。
ホットフラッシュの原因
ホットフラッシュが起こる原因は、自律神経の乱れと言われています。
自律神経とは交感神経と副交感神経でできていて、2つのバランスが保たれることで正常な生命活動が可能です。このバランスが乱れることで体温調整がうまくいかず、ホットフラッシュが起こると言われています。この自律神経の乱れは、次のようなことが原因です。
運動不足 など
ホルモンバランスが乱れる
強いストレスに晒され続ける
睡眠不足
ホットフラッシュの対策
ホットフラッシュの症状がでた時は、次のような対策が効果的です。
顔や首を保冷剤などで冷ます
首の周辺の血管は比較的太いため、首の周りを冷やすことで体全体を冷ますことができます。保冷剤がない場合は、ペットボトルを冷やしたもので代用可能なので、外出中に症状に襲われた時は、コンビニなどで購入した冷たい飲み物で対策すると良いでしょう。
腹式呼吸をする
腹式呼吸は交感神経を落ち着かせる効果があるため、ホットフラッシュの症状が起こった時に有効な対策と言われています。腹式呼吸の正しいやり方は次の通りです。
- 片手を胸に、もう片方の手をお腹にあてる
- お腹にあてている手が膨らむのを感じる(この時に胸はあまり動かないようにする)
- ゆっくり鼻から息を吐き、お腹にあてた手がへこむのを感じる
ホットフラッシュの予防方法
ホットフラッシュは、ある程度予防することが可能です。具体的には次のような方法があります。
カフェインを控える
ホットフラッシュを予防する方法、1つ目はカフェインを控えることです。カフェインは交感神経を優位にする働きが予防効果のある食べ物や飲み物を食生活に取り入れる
ホットフラッシュを予防する方法、2つ目は予防効果のある食べ物や飲み物を食生活に取り入れることです。具体的には次のような食べ物、飲み物がホットフラッシュの予防に効果があると言われています。
- ビタミンD(白キクラゲ、マグロ、サバ、鮭、卵黄、牛レバーなど)
- 大豆イソフラボン(納豆、豆乳、豆腐、おからなど)
- カルシウム(牛乳、チーズ、ししゃも、ひじきなど)
- ハーブティー(セージ、レモンバーベナ、チェストツリーなど)
迷ったら医療機関を受診することも大切
ホットフラッシュの対策や予防方法についてご紹介しました。しかし、ホットフラッシュの症状が悪化する場合には、無理せず医療機関を受診することが大切です。更年期障害の症状に悩んだ場合は、まず婦人科に行ってみると良いでしょう。あるため、ホットフラッシュを起こしやすくなります。そのため、カフェインを控えることがホットフラッシュの予防に効果的です。
まとめ
更年期の女性を悩ませるホットフラッシュについて紹介してきました。自律神経の乱れによって起こるホットフラッシュは、本人にしか分からない辛さがあります。そして、この時期にはさまざまな症状が現れるため、そのすべてが更年期によるものと決めつけてしまいがちです。しかし、別の病気だったということもあるため、不調を感じたら、医師に相談しましょう。