膀胱炎とは
膀胱炎とは膀胱の中で炎症が発生し、膀胱が正常に働かなくなる病気のことです。多くの場合、膀胱の中に細菌が感染することが原因で発症します。
膀胱炎は男性に比べて女性の患者が圧倒的に多いと言われています。
また、女性は男性に比べて尿道が短いことにも起因しています。
膀胱炎の原因と症状
では、何が原因で膀胱炎が起こり、膀胱炎になるとどんな症状が現れるのでしょうか?
膀胱炎の原因
膀胱炎の原因には次のようなものがあります。
- 尿意を我慢する
- 体が冷えている
- 便秘がち
- 睡眠不足などによって免疫力が低下している
- 性行為をした
膀胱炎の症状
膀胱炎になると次のような症状が現れます。
- 尿を出す時に痛みを感じる
- 頻尿になる
- 濁った尿がでる
- 尿に血が混じっている
- 尿の色が濃くなる
膀胱炎を放置するとどうなる?
膀胱炎を放置すると腎盂腎炎(じんうじんえん)という感染症を引き起こす可能性があります。腎盂腎炎とは、膀胱から細菌が逆流し腎臓に達して炎症が起こることで発症します。腎盂腎炎になると40℃を超える発熱や側腹部痛、強い腰痛といった症状が起こります。そのまま放置すると細菌が血液に入って、敗血症になり、最悪の場合、命に関わるので、早めに病院を受診しましょう。
たかが膀胱炎だと思って放置すると命の危険まで発展する可能性があるなんて…!
そうよ!油断せず、すぐに病院に行こうね。
膀胱炎経験者の私がおすすめするセルフケア5選
実際に膀胱炎になってしまった私が学んだ膀胱炎を繰り返さないためのセルフケアを5つご紹介します。
- 水分をこまめにとる
- 尿はできるだけ我慢しない
- 性行為をしたあとは排尿をする
- 体全体、特に腰回りを冷やさないようにする
- トイレをしたあとは前から後ろに拭く
- なるべくウォシュレットは使用しない
まとめ
日常生活でのセルフケアを怠っちゃだめよ!
女性に圧倒的に多い膀胱炎。
尿を我慢するだけでなく、免疫力の低下によっても発症します。もし発症したら、たかが膀胱炎と甘く見るのではなく、すぐに病院を受診しましょう。