背中ニキビの原因
最近背中にポツポツニキビができてるの!
ニキビって顔だけじゃないの?
実は背中は顔と同様にニキビができやすい場所なんだよ!
背中ニキビの原因は、背中に皮脂腺が多くあることです。皮脂腺が多くあると皮脂の分泌が盛んになって、毛穴が詰まってしまいます。毛穴が詰まることでニキビになりますが、さらにニキビを悪化させる原因となるアクネ菌が増殖し、炎症が起こったり、膿んだりしてしまうのです。
また、背中は顔と違い、基本的に洋服に覆われているため通気性が悪かったり、摩擦が起こりやすかったりします。そのような状態なので、清潔に保つことが難しく、よりニキビができやすくなってしまうのです。
背中ニキビが悪化すると…
背中ニキビは、放っておくと症状が悪化することがあります。段階によってニキビの特徴が異なり、跡が残ってしまう可能性があるため、早めの対処が必要です。背中ニキビの症状の進行は次のようなものがあります。
- 白ニキビ
白ニキビは初期段階です。毛穴に皮脂が詰まっている状態ですが、炎症は起きていません。
- 黒ニキビ
毛穴に詰まった皮脂が酸化してしまい、黒くなっている状態です。この段階でもまだ炎症は起きていません。
- 赤ニキビ
毛穴に詰まった皮脂が原因でアクネ菌が増殖してしまい、炎症が起きている状態です。
- 黄ニキビ
炎症を起こしている赤ニキビがさらに悪化し、化膿してしまっている状態です。
背中ニキビの予防方法3つ
背中ニキビは予防することができます。今回は色々な予防方法の中からすぐにできる3つの予防方法をご紹介します。
肌に触れる布類は清潔で通気性の良いものにする
背中ニキビの予防方法、1つ目は肌に触れる布類を清潔で通気性の良いものにすることです。背中だけではありませんが、肌に直接触れる布類がニキビの原因となることがあります。衣服や寝具が不衛生なものだったり、通気性が悪いものだったりすると菌が増殖してしまったり、毛穴が詰まったりしてしまうのです。
特に肌に直接触れる下着や衣服、寝具は清潔に保ち、できるだけ通気性の良いものや吸湿性に優れているものを選ぶようにしましょう。
十分な睡眠をとる
2つ目は十分な睡眠をとることです。十分な睡眠は、肌のターンオーバーを促進してくれます。肌のターンオーバーが健全に行われることで肌の健康につながるのです。
十分な睡眠が取れていない場合、肌のターンオーバーが乱れてしまうだけでなく、免疫力が低下してしまうので、ニキビができやすくなってしまいます。
入浴方法を工夫する
3つ目は入浴方法を工夫することです。この記事でもご紹介していますが、ニキビの主な原因は、皮膚が不衛生になってしまっていること。お風呂で体を洗う時に少しでも綺麗な状態にするために工夫することで皮膚を清潔に保つことができます。例えば、体を洗う時は、上から順番に洗うことで洗い残しを防いだり、背中を力強く洗わずに傷つけないように洗ったりすることで毛穴詰まりを予防できるのです。
背中ニキビが悪化してしまった場合の対処方法
背中ニキビが悪化してしまった場合は、肌のターンオーバーを促進することが大切です。先ほどご紹介した通り、十分な睡眠をとることも効果的ですが、それ以外にも栄養バランスのとれた食事にしたり、定期的なストレス発散をしたりすることで、健全なターンオーバーを促すことができます。ターンオーバー整えることで肌が再生されて悪化してしまったニキビの跡が目立たなくなっていくのです。
ただし、セルフケアだけではどうにもならないものもあるため、気になる人は早めに医療機関を受診しましょう。
背中ニキビへおすすめの治療薬
メンソレータムアクネス25メディカルミストb/ロート製薬株式会社【第2類医薬品】
販売名:メンソレータムアクネス25メディカルミストb
背中やデコルテに広がるニキビの元から効く、メンソレータムアクネス25メディカルミストb。イソプロピルメチルフェノール(殺菌成分)がアクネ菌を殺菌!アラントイン(組織修復成分)が傷ついた皮膚組織の修復を促進。サリチル酸(角質軟化作用)が毛穴詰まりを除去し、ニキビを治療します。
無着色。薬効感のある爽やかな香り。手の届きにくい背中などにも使いやすいミストタイプ。ボトルを逆さまにしても使えます。
まとめ
背中ニキビは重症化しやすく、背中は顔に比べて皮膚が厚く硬いため、一度できると治りにくいです。しかし、適切なケアと予防で改善することができます。日々の生活習慣を見直し、背中をきれいに保つことを心がけましょう。