更年期における視力低下の原因と対策をご紹介!

視力低下の原因の1つは加齢

加齢が進むことが視力の低下やドライアイなどの原因になることがあるんだよ

どうして加齢が目の不調を起こすのか教えるね!

視力低下が起こる原因の1つに加齢があります。加齢が進むと老眼や加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせいしょう)などが起こる可能性が高まり、物が見えづらくなるのです。特に老眼は、40代前後から多くの人に見られる症状で近くの物が見えにくくなる、目の老化現象のことを指します。これは、目のピントを合わせる働きをする水晶体の弾力性が弱まってしまうことで起こる症状です。老眼を放置してしまうと目に疲労が溜まってしまい、頭痛や肩こりなど他の体の不調を引き起こすことになるため、視力の低下と侮らず、適切な対処をする必要があります。

ホルモンバランスが視力に与える影響

視力に影響を与えるのは、加齢だけではありません。例えば、ホルモンバランスの変化も視力に影響を与える原因です。特に女性は閉経前後に更年期を迎えます。更年期は、ホルモンバランスが大きく変化し、目にも影響が及ぶのです。更年期を迎えた女性が悩む目の不調には次のようなものがあり、これらがものの見えづらさを引き起こしている可能性があります。

目が乾く(ドライアイ)

まず、1つ目の不調はドライアイです。目薬をささずにはいられないほど、目が乾燥している感覚を感じる場合はドライアイの可能性が高いとされています。

これは、更年期になると全身に潤いを与える働きをするエストロゲンと言われる女性ホルモンの分泌が低下することが原因です。

目が疲れやすくなる(疲れ目)

2つ目は、疲れ目です。疲れ目とは目を酷使することで目に疲れが溜まったり、対象物がぼやけてしまったりする症状のことを指します。

これは、先ほどご紹介したドライアイになってしまうことで目のピントを合わせにくくなり、ピントを合わせようと目を酷使するため疲れが溜まりやすくなることで発生する物です。

目がかゆくなる

3つ目は、目がかゆくなることです。更年期に差し掛かると涙の中のムチンと言われる粘着成分が減り、目に涙を保持しにくくなるため起こるとされています。目の表面に涙がないということは異物がくっつきやすくなるのでかゆみが発生するのです。

更年期における視力低下の予防策

視力低下予防するためにはホルモンバランスの乱れをできるだけなくすことが大切です。ホルモンバランスを整えるために効果的な方法を2つご紹介します。

規則正しい生活

規則正しい生活には、決まった時間に起きて、寝ることや3食栄養バランスを考えた食事をとることが基本となります。

質の高い睡眠はホルモンバランスを整えるために必要不可欠です。そのためにもカフェインの摂取を極力控えたり、寝る前にパソコンやスマートフォンを見ないようにしたりすると効果的なので、規則正しい生活に加えて意識してみると良いでしょう。

適度なストレス発散

ストレスはホルモンバランスを乱す原因の1つ。ストレスを極力ためないことがホルモンバランスを整えることに繋がります。

適度な運動習慣を身につけたり、友達や家族など気の許せる相手と話したりするなど人によってストレス発散の方法は異なるので、自分に合った方法を見つけましょう。

まとめ

加齢や更年期によるホルモンバランスの乱れは、視力低下、つまりものの見えづらさの原因となります。また、ホルモンバランスを崩さないことは、視力低下以外にも様々な点で効果的です。ホルモンバランスを整える行動を日常生活に取り入れてみましょう。