生理前、生理中のむくみの原因
生理前、生理中のむくみはそれぞれ原因が異なります。
生理のたびにむくむという人もいれば、全くむくまない人もいたり、
ひどくむくむ月とむくみが少ない月があるなど個人差や季節変化なども関係しているのです。
一般的には生理が始まる約2週間前の排卵時から生理2日目くらいまでが
最もむくみやすい時期と言われています。
生理前と生理中はむくむ原因が違うのね
そうなの!それぞれについて詳しく解説するよ
生理前のむくみの原因
生理前の体のむくみの原因は黄体ホルモンの作用が原因と考えられています。
黄体ホルモンは水分を体に溜め込む働きをするため、
いつもと同じ量の水分を摂っていてもむくみやすくなるのです。
これは生理前症候群(PMS)の代表的な症状のひとつでもあります。
生理中のむくみの原因
生理中に起こるむくみの原因は自律神経にあると考えられています。
生理が始まると同時に生理前に分泌されていた黄体ホルモンが減少。
それに伴い、いつもより自律神経が乱れやすくなります。
自律神経が不安定になると血行が悪くなるため、体がむくみやすくなるのです。
生理が原因のむくみおすすめ解消法3選
生理が原因のむくみにおすすめの解消法をそれぞれご紹介します。
・むくみ解消のツボを押す
水分代謝を促すツボを押すことで、むくみの解消に繋がることがあります。
おすすめのツボは全身のむくみに効果のある「水分(すいぶん)」というツボ。
これはへその指1本分上にあるツボです。
ここを息を吐きながら両手の中指でゆっくり押しましょう。
目安としては、3秒かけて押し、3秒かけて徐々に離す動作を10回ほど行うイメージです。
・カリウムを含む食材を食べる
カリウムを含む食材を食べることもむくみの解消に効果的だと言われています。
これはカリウムの塩分を体の外に排出する働きが関係しています。
カリウムを多く含んでいる食品は、
きゅうり、バナナ、アボカド、ほうれん草、ひじき、大豆製品などです。
これらの食材を意識的に摂ることでむくみの解消に繋がります。
・適度な運動をする
適度な運動をすることもむくみの解消に効果的です。
長時間同じ姿勢でいると血行が悪くなり、むくみの原因となります。
ストレッチやウォーキング、ヨガなど軽い運動で血行をよくすることで、
むくみの解消が期待できます。
ただし、激しい運動は逆にむくみを促してしまうこともあるため、あくまで適度に体を動かすことを意識しましょう。
むくみにおすすめの医薬品
・ルビーナめぐり/アリナミン製薬(第2類医薬品)
当帰芍薬散に人参を加えた漢方処方。めぐりを良くし体温を温めます。
まとめ
日頃からできるむくみ解消法を紹介しました!
むくみがあまりにもひどい場合は、病気の可能性もあるので、病院に行きましょう。