いびきは体の不調につながる?今日からできるセルフケアでいびき対策をしよう!

いびきの種類

いびきといっても、実は大きく分けて3つの種類があります。それは次の通りです。

  • 単純いびき症
  • 上気道抵抗症候群
  • 睡眠時無呼吸症候群

以下で1つずつご紹介します。

なんだか難しそうな名前がついてるんだね…!

そうなの!いびきって実はそれぞれ原因があるんだよ。

単純いびき症

一般的にいびきと言えば、この単純いびき症を指します。この単純いびき症の原因はストレスや疲れが溜まっていたり、鼻が詰まっていたりすることが原因です。

この場合、寝ている途中で目が覚めてしまったり、朝起きた時に倦怠感があったりしないため、特に心配することはありません。

上気道抵抗症候群

上気道抵抗症候群は、呼吸は普通ですが、寝てる間に上気道がいつもより狭くなってしまうので、息をしようといつもより強い力で呼吸をしなければなりません。

そのため、睡眠が浅かったり、途中で起きてしまったりするので、朝起きてもすっきりしないことがあります。このように体への悪影響があるため、睡眠呼吸障害の1つとされているのです。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群は、寝ている間に何度も呼吸が止まってしまう病気です。上気道が塞がってしまうことが原因になります。

具体的な判断基準は、7時間睡眠の中で10秒以上呼吸が止まった状態が30回以上起こるか、1時間あたりに5回以上呼吸が止まることです。

音の特徴としては、無音だった状態から急に「ガッ」と大きな音がでます。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)がもたらす体の不調

睡眠時無呼吸症候群は、ただのいびきではなく、睡眠の邪魔をし、体の不調の原因となることがあります。具体的には次の通りです。

  • 朝起きた時に頭痛がひどい
  • 朝起きた時によく寝た感じがしない
  • 日中眠すぎて耐えられないことがある
  • 日中集中力が続かなかったり、何も手につかない
  • 常に疲れている感じがする など

いびきに効果が期待できるセルフケア方法

特に単純いびき症の場合、日頃の意識でいびきを緩和したり、改善したりすることができます。次のようなことを心がけてみましょう。

  • ダイエットをして、脂肪を減らす
  • 正しい姿勢で寝ることができる枕に変える
  • 寝る前の飲酒を控える
  • 部屋を保湿し、マスクを着用して寝る
  • 市販のアイテムを使って、寝ている時に鼻呼吸を促す など

まとめ

寝てもなんとなく疲れが抜けない、日中眠くなる等身体からのSOSが出ている時、それはもしかするといびきが原因かもしれません。ご紹介したケア方法を実践していびき対策をしましょう!