PMS(月経前症候群)と更年期症状(更年期の不調)の見分け方

PMS(月経前症候群)とは?

PMS(月経前症候群)とは、
月経前の3〜10日間続く精神的、身体的な症状のことです。
「なんとなく調子が悪い気がする」「いつもより気分が晴れない」など
軽い症状の人もいれば動くことが難しいほどの症状がでる人もいます。
PMSとただの不調の見分けるポイントは月経前に症状が現れる、
3ヶ月以上症状が続いているといったところです。
PMSの具体的な症状は次の通りです。

PMS(月経前症候群)と更年期症状の見分け方

なんだか似ている症状がたくさんね…。

そうなの!
どちらも女性ホルモンが
関係しているから症状が似てくるの。
見分け方を説明するね!

PMS(月経前症候群)と更年症状(更年期の不調)は、
どちらも女性ホルモンの変動に関連したものなので、症状が似ています。
しかし、発生時期、原因、持続期間は違います。
PMSと更年期障害の見分け方は次の通りです。

発生時期
PMS: 月経の1~2週間前から始まり、月経開始とともに症状が和らぐか消失する。
更年期障害: 40代後半から50代にかけての女性が経験することが多い。特に閉経前後の数年間に顕著。

原因
PMS: 月経周期に伴うホルモンの変動、特にプロゲステロンとエストロゲンのバランス変動が影響。
更年期障害: 女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量の低下によるもの。

持続期間
PMS: 月経周期ごとに繰り返される短期的な症状。
更年期障害: 症状の発生・持続は人それぞれ異なるが、数年にわたり継続することが一般的。

まとめ

生理後にも体調不良や気分の浮き沈みなどがあるときは
更年期症状の疑いがあります。
無理をせずに医師に相談してみましょう。