ミレーナとは?鎮痛剤やピル以外の重い生理痛を解決する新しい方法!

ミレーナって、どんなものなの?

確かにミレーナって馴染みがない人もいるよね。
そんな人のために詳しく紹介していくね!

ミレーナとは、レボノルゲストレルという女性ホルモンを5年間放出し、維持する薬剤徐放システムです。子宮内に装着して使用し、別名避妊リングとも言われています。

レボノルゲストレルが持続的に放出されることで、子宮内膜が増えることを抑制するので、子宮内膜が厚くなることを防ぐ働きをするのです。そのため、避妊の効果があるだけでなく、経血の量を減らし、それに伴う月経痛を抑えることに繋がります。

ミレーナのメリット

避妊効果が高い

1つ目のメリットは、避妊効果が高いことです。妊効果が高いことです。避妊方法には、様々な種類がありますが、その中でもミレーナの避妊効果は、最も高いと言われています。代表的な避妊方法である、コンドームは正しく使った場合の避妊失敗率は2%、低用量ピルは0.3%であるのに対して、ミレーナは、0.2%とされているのです。

長期間の使用が可能

2つ目は長期間の使用が可能なことです。ミレーナは装着を開始してから、最長で5年間使用することができます。低用量ピルの使用は、定期的な服用が必要で、飲み忘れがあると効果が薄れてしまいます。一方でミレーナは装着したままなので、装着を忘れてしまうようなこともないのです。

ミレーナのデメリット・注意点

副作用が起こる可能性がある

1つ目のデメリットはへ変更11つ目のデメリットはへ変更ミレーナのデメリットの1つ目は、副作用が起こる可能性があることです。ミレーナの副作用として代表的なものは、月経時以外の不正出血や月経周期の変化、腰痛、下腹部痛など様々。

ミレーナを装着し始めて3〜4ヶ月程度は、体が慣れていないので毎日のように不正出血が起こることがあると言われています。あまり長く続くような場合や、症状が重い場合は、かかりつけの医療機関を受診しましょう。

出産経験のない人は子宮頸管の拡張が必要な場合がある

2つ目は、出産経験がない人の場合、痛みが伴うため、挿入が難しいことがあります。そのため、出産経験がない人がミレーナを装着するには、子宮頸管の拡張処置が必要な場合があるのです。

基本的に出産経験がない人は、ミレーナを第一選択の避妊方法としておすすめされていませんが、できないわけではありません。希望する場合は、医師と相談しながら進めましょう。

ミレーナとピルの違い

ミレーナとピルには次のような違いがあります。

まとめ

ミレーナについてご紹介してきました。あまり聞いたことのない避妊方法かもしれませんが、避妊失敗率が低かったり、1度装着したら、最長5年効果が持続したりなどメリットがある方法です。

実際に使ってみたいという人は1度医療機関を受診し、医師に相談してみましょう。