適正体重とは
今ダイエットしてるんだけど、体重って、
軽ければ軽い方が良いでしょ?
そんなことないよ!人間には適正体重ってものがあるから、
教えてあげる!
適正体重とは、身長に合った体重のことです。適正体重を維持することで、生活習慣病の発症を予防したり、健康を維持したりすることができます。そのため、体重は軽ければ軽い方が良いということはなく、逆に重い方がいいということでもないのです。
適正体重の計算方法
適正体重は、身長(m)×身長(m)×22で計算することができます。例えば、身長160cmの人の適正体重を計算する場合は、1.6×1.6×22という計算式になり、適正体重は約56kgです。
ちなみに適正体重は、BMIという体格指数に基づいて決められており、最も病気にかかりにくいBMI22を基準としています。BMIは栄養状態を判定するために身長と体重を使って計算され、計算式は体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)です。
低体重のリスクと気をつけるポイント
では、適正体重より軽い体重の場合どのようなリスクがあり、気をつけなければならないポイントをご紹介します。
低体重のリスク
そもそも低体重とは、適正体重の80%以下の体重であることを指します。この低体重の状態が続くと次のようなリスクがあるのです。
- 貧血を起こしやすい
- ちょっとしたことで疲れやすくなる
- 病気に対する抵抗力や免疫力が低下する
- 骨粗しょう症のリスクが高くなる
- 筋肉量が低下し、体全体に対する脂肪の割合が高い隠れ肥満になりやすい など
- 肥満のリスクと気をつけるポイント
次に肥満の場合のリスクと気をつけるポイントをご紹介します。肥満とは、ただ体重が重いだけではありません。脂肪組織に脂肪がたくさん溜まっている状態で、定量的な基準ではBMI25以上の場合を肥満と言います。
肥満のリスク
- 肥満の状態が続くと、次のようなリスクがあります。
- 骨や関節への負担が大きくなり、骨折しやすくなる
- 腰痛や膝痛などの関節障害が起こりやすくなる
- 高尿酸値症になりやすく、痛風や脂肪肝、すい炎の発症リスクが高くなる
- 糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病になりやすくなる など
肥満の人が気をつけるポイント
先ほどご紹介したように、肥満の人には多くのリスクがあります。次のような点に気をつけて、肥満解消を目指していきましょう。
- 和食をベースにして魚、野菜、海藻類中心の食生活をする
- キノコ類や海藻類など食物繊維が豊富な食べ物を積極的に摂取する
- 毎食腹八分目ぐらいの満腹感にする
- 満腹感を感じやすくするため、よく噛んで食べる など
適正体重を維持するのにおすすめのサービス
あすけん ダイエット/asken inc. (Tokyo)
ヘルスケアのカロリー計算や体重管理に
まとめ
自分の健康をしっかり管理し、自分に合った体重と体型を目指すことが大切です。適正体重は、あくまで健康の指標のひとつなので 数字にとらわれすぎず、心地よく生活できる体を目指しましょう。