外反母趾とは?放置すると危険な足のトラブルの原因や予防方法

外反母趾とは?セルフチェックや原因

外反母趾とは、足の親指部分のつけ根が大きく突き出し、親指自体が小指側に曲がっている状態です。足の形が変形してしまっているので、靴擦れが起こりやすかったり、靴が入らなかったりします。症状がひどいと歩くだけで靴との摩擦が強く起こって、痛みが伴ってしまうほどです。

外反母趾ってハイヒールを履く人だけがなるんじゃないの?

そんなことないわ!子供や男性にも外反母趾になる人が増えているの

セルフチェック

では、自分が外反母趾かどうかチェックしてみましょう。次のような点で確認することができます。

  • 親指が内側に曲がっている
  • 親指の付け根が外側に出っ張っている
  • 親指の付け根が痛い
  • 親指の付け根が腫れて赤くなっている
  • 親指が人差し指の下に潜り込んでいる

原因

外反母趾の主な原因は、つま先にかけて細くなっているハイヒールのような靴や足の形に合わない靴を履き続けることです。

しかし、それだけでなく、親からの遺伝や扁平足という土踏まずがない足の形も外反母趾の原因となります。特に足の親指が長い人は外反母趾になりやすいようです。

外反母趾の予防と改善方法

では、ここからは外反母趾にならないようにするための方法と、なってしまった場合の改善方法についてご紹介します。

予防

まず、外反母趾にならないようにするためには、足の形に合った靴を履くことが何よりも大切です。

また、外反母趾を予防するためには足の裏のアーチを支える力が大切なので、足の体操を定期的にすることも効果があります。

足の指でグー、パー、グー、パーと力をいれて、抜いてを繰り返すだけでも足の裏の筋肉がつくので気づいた時に試してみましょう。

改善方法

すでに外反母趾になってしまっている場合は、治療が必要ですが、自宅でできることがあります。

例えば、予防と同様に足の形に合った靴を履くことや足の裏のアーチを支えるために専用の靴の中敷を使うことなどです。

ただし、痛みがひどかったり、形が著しく変形している場合は、無理せず病院に行き、医師に相談しましょう。

まとめ

長く健康に歩き続けるためにも、足のトラブル防止が大切!

足のトラブルを放置すると、少し歩くだけで疲れたり、転倒リスクが高まったりします。いつまでも元気に歩くために、今のうちから足のトラブルの防止や改善を心掛けましょう。